総務省及びNICTは、インターネットサービスプロバイダと連携し、サイバー攻撃に悪用されるおそれのあるIoT機器の調査及び当該機器の利用者への注意喚起を行う取組「NOTICE(National Operation Towards IoT Clean Environment)」を平成31年2月20日(水)から実施します。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、米国国立科学財団(NSF: National Science Foundation)との覚書に基づき、日米共同で提案を募集した脳情報通信に関する研究開発(第4回)について、受託者を決定し、研究開発を開始しました。
株式会社東芝(以下、東芝)、東北大学東北メディカル・メガバンク機構(以下、ToMMo)、東北大学病院、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)は、量子暗号通信技術と秘密分散技術を組み合わせたデータ分散保管技術を開発し、大規模ゲノム解析データを複数拠点に分散して安全にバックアップ保管する実証実験に世界で初めて成功しました。本技術により、長期にわたり機密漏洩やデータ改ざんを防ぐバックアップデータ保管が可能となり、ゲノム研究・ゲノム医療分野における安全なデータ管理への貢献が期待できます。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、米国国立科学財団(NSF: National Science Foundation)との包括的協力覚書(MOU)に基づき、日米共同での脳情報通信に関する研究開発について、日本の研究機関に対する委託研究の公募を2017年度から実施しています。 今回、第5回となる研究開発の提案をNSFと共同で募集しますので、お知らせします。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸) 未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター(CiNet)の對馬淑亮主任研究員らは、心理物理実験とfMRI実験によって、香りで映像のスピード感が変わる新しいクロスモーダル現象を発見しました。今回発見したのは、ヒトはレモンの香りが伴う時は、映像が遅く、バニラの香りが伴う時は、映像が速く見えるという現象です。また、香りで感情や記憶といった高次の脳機能ではなく、低次の感覚(映像のスピード感)が変わることを発見したことは世界で初めての成果です。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)サイバーセキュリティ研究所、インターステラテクノロジズ株式会社(IST、代表取締役: 稲川 貴大)及び法政大学(総長: 廣瀬 克哉)は、共同で開発した小型衛星・小型ロケット用通信セキュリティ技術を観測ロケットMOMOv1*1に搭載し、2021年7月31日(土)、機体から地上局に飛行状況を伝送する実用チャネルにおいてセキュア通信の実証実験に成功しました。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、海外の研究者を招へいして情報通信分野の研究開発に関する国際的かつ学術的な研究集会の開催を支援する「国際研究集会開催支援」事業を行っております。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、海外の研究者を受け入れて情報通信分野の研究及び技術開発を行う国内の大学、民間企業その他公益法人等の機関を支援するために、渡航費、滞在費等の招へいに必要な経費を支給する「海外研究者招へい」事業を行っております。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所のJames O’Donoghue博士と、米国ボストン大学、英国レスター大学、NASAゴダード宇宙飛行センター、国立研究開発法人情報通信研究機構などによる国際共同研究グループは、木星極域のオーロラが全球的な加熱に影響していることを、観測で捉えることに成功しました。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)の吉原 基二郎 上席研究員と櫻井 晃 主任研究員らのグループは、未来ICT研究所神戸フロンティア研究センターにおいて、パブロフの条件反射の脳内での仕組みを解明しました。以前当グループによって発見されたショウジョウバエ脳内の摂食行動を引き起こす司令ニューロン(Nature, 2013)が、元々はつながっていなかった刺激に操られるようになって、条件反射が起こっていました。また、確立した条件反射の実験系により、細胞同士が記憶のためにつながる過程のリアルタイム観察が初めて可能になりました。つながり形成の仕組みを脳の記憶の基礎過程として知ることにより、脳の記憶の仕組みをまねた新しい知的情報処理のデザインを得ることが期待できます。